新型コロナウイルス感染症の院内感染防止のため、発熱や呼吸器症状等ある方は時間を分けて診察を行っております。
上記症状ある方は、当院にご連絡のうえスタッフの指示に従ってください。

骨粗しょう症外来のご案内

骨がスカスカになって弱くなり骨折しやすくなった病態で、加齢とともにその患者数は増えていきます。「年をとって背中が丸くなった」「背が低くなった」「腰が痛い」などの症状がみられます。閉経後の女性に多くみられますが、最近では若い方にも、運動不足や食事の偏りのために骨が弱くなる可能性が指摘されています。

骨折すると活動の大きな妨げとなり、高齢者は寝たきりや認知症の進行の誘因にもなります。

また、当院は二次性骨折予防継続管理3の施設基準を取得しており、病院退院後の骨粗鬆症の継続治療をすることも可能となっております。

骨粗鬆症のわかる主な検査は?

DEXA(DXA)法(二重エネルギーX線吸収測定法)
約5分で、腰椎と大腿骨の同時測定が可能です。 日本でも海外でもこれらの部位での骨密度測定が 骨粗鬆症診断の基本となっています

  1. DEXA(DXA)法は骨と軟部組織とのX線の吸収率の差により骨密度を測定する方法です。
    当院の装置は胸のレントゲン検査の1/5以下という低被ばくで検査できる安心な装置です。
  2. 『骨密度は原則として腰椎または大腿骨近位部骨密度とする』とされています。(原発性骨粗鬆症診断基準より)


骨粗鬆症のわかる主な検査は?

背が縮んだように感じる

背中や腰が曲がったように感じる

背中や腰の痛みのために動作がぎこちない

腰が痛いが異常が見つからない

上記のようなことがある場合、骨粗鬆症の可能性があります。

予防は?

日頃のちょっとした心がけで予防ができます。
食事、運動、生活境境に気をつけることで、骨量の減少を食い止めたり骨折を避けたりすることができます。

骨を丈夫にするには、骨の材料となるカルシウムの十分な摂取も大切ですが、他にもいくつかポイントがあります。
毎日のコツコツ積み重ねで予防しましょう。

食事:
カルシウムを多く含む食品の摂取を心がけましょう。ビタミンDやビタミンK、たんぱく質の摂取も大事です。
加工食品を多くとるとリンの量が多くなり、カルシウムの吸収を妨げます。
塩分やアルコールのとり過ぎは尿と一緒にカルシウムが出てしまい逆効果となります。効果的に摂取しましょう。
運動:
すでに骨粗鬆症をおこしている高齢の方は、散歩や買い物など、骨に負担の少ないものを行いましょう。
比較的若い方は、スポーツのやり過ぎによる障害に注意すれば、どのような運動でも骨量を増加させるには良いようです。
日光浴:
骨に大切なビタミンDは、食べ物からとるばかりでなく自分のからだ(皮ふ)でつくることもできます。私たちの皮下脂肪にはビタミンDのもとになる成分が含まれていて、日光にあたるとビタミンDに変化します。夏なら木陰で短時間、日差しが弱い場合は20~30分程度日光を浴びれば十分ですから、散歩などはまさに一石二鳥です。

骨粗鬆症外来 診療スケジュール

午前 豊泉 豊泉 豊泉 豊泉
午後 豊泉 豊泉 豊泉 豊泉

骨粗鬆症外来 診療時間変更・休診情報

骨粗鬆症外来の診療時間変更・休診情報はありません

骨粗鬆症外来 担当医師紹介

豊泉 泰洋

整形外科・リハビリテーション科・骨粗しょう症外来・ワキ汗外来

受診される方へメッセージ

病気や痛みに対して、患者さんが病態の理解が無いと治療はスムースに進まないと思っています。 笑顔で帰られるように、丁寧な説明と治療を心がけています。日帰り手術も行っております。ご相談ください。

出身大学 日本大学医学部卒
経歴 日本大学医学部付属板橋病院 整形外科
日本大学医学部付属駿河台病院 整形外科
旧:東十条病院(現:明理会中央総合病院) 整形外科
春日部市立医療センター 整形外科
JCHO横浜中央病院
日本大学病院 整形外科 医長
日本大学整形外科学系整形外科学分野 助教
東小金井さくらクリニック 整形外科
2021年4月より同院副院長
資格・所属学会 医学博士
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本整形外科学会 認定リウマチ医
日本整形外科学会 認定リハビリテーション医
日本骨粗鬆症学会 認定医
義肢装具等処方適合判定医
難病指定医
身体障がい者福祉法第15条指定医
東京都認知症サポート医
専門/得意領域 骨粗鬆症 上肢の外科 手外科 整形外科超音波(エコー)を利用した様々な治療 ハイドロリリース
デイサージャリー スポーツ障害 スポーツ外傷